SUSE、AWSとAzureで従量課金制イメージによるSUSE Multi-Linux Manager 5.0をリリース

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SUSE Multi-Linux Manager(旧SUSE Manager)5.0が、AWSとAzureの両方で従量課金制(PAYG)オプションとして利用可能になったことを発表いたします。これは、クラウドでビジネスを展開する企業にとって、Linux環境をより管理しやすく、効率的に運用するための重要な一歩となります。

SUSE Multi-Linux Managerのご紹介

SUSE Managerは、SUSE Linux Enterprise Server (SLES)、RHEL、CentOS、Ubuntu、Debian、openSUSEなど、16種類以上のLinuxディストリビューションを単一のコンソールから管理できる機能をもちます。この事をより適切にお伝えするために、このたびSUSE Multi-Linux Managerに名称変更されました。今回、SUSE Multi-Linuxファミリーの一員になった、このSUSE Multi-Linux Managerは、SUSE Multi-Linux Support(これは一部のハイパースケーラーでも利用可能です)とシームレスに連携し、企業全体のLinux環境に対する包括的なサポートを提供します。

名称は変更されましたが、これまで信頼されてきた堅牢な機能はそのままに、クラウドプロバイダーのマーケットプレイスでもバージョン5.0が新たに利用可能になりました。この名称変更は、最新のハイブリッドおよびクラウドネイティブインフラストラクチャ向けに最適化された高度なマルチディストロ管理ツールを提供するという私たちの姿勢を示すものです。

SUSE Multi-Linux Managerを選ぶ理由

SUSE Multi-Linux Managerは、多様なLinux環境を管理するための最適なソリューションです。16種類以上のLinuxディストリビューションをサポートし、ITチームに次のようなメリットを提供いたします。

  • 管理の簡素化: 単一の統合コンソールから幾つものLinuxディストリビューションを管理できます。
  • セキュリティの強化: 自動CVE更新、SCAP準拠、OpenSCAP統合により、脆弱性を最小限に抑えます。
  • スケーラビリティの達成: 最大100万台のエンドポイントをサポートするようにテストされたハブアーキテクチャにより、容易に拡張可能です。
  • タスクの自動化: SaltステートまたはAnsible Playbookを使用して、シームレスな自動化を提供し、コンプライアンスを確保します。

従量課金制のメリット

PAYGモデルにより、お客様は初期費用や複雑な調達プロセスなしでSUSE Multi-Linux Managerを活用できます。

  • シンプルな課金:
    • クラウドプロバイダーのマーケットプレイスから直接請求されます。
    • 使用量は、管理対象インスタンスの数に基づいて動的に計算されます。
    • 月額料金には、時間単位で管理されるインスタンスと、インスタンスごとの使用料が含まれます。
  • オンデマンドのスケーラビリティ:
    • ニーズの増加に合わせて、新しいインスタンスを簡単にオンボードできます。
    • 不要になったインスタンスを削除することで、シームレスにスケールダウンできます。
  • あらゆる規模のビジネスに対応する柔軟性: 少数のサーバーを管理する場合でも、数万台のサーバーを管理する場合でも、Multi-Linux Manager PAYGは要件に合わせて対応します。

AWSAzure向けのSUSE Multi-Linux Manager従量課金制

ハイパースケーラーでSUSE Multi-Linux Manager 5.0 PAYGイメージが利用可能になったことで、お客様はエンタープライズグレードのLinux管理をクラウド環境に容易に統合できます。これは、クラウドネイティブおよびハイブリッドインフラストラクチャ向けに、堅牢で柔軟性があり、安全なソリューションを提供するという私たちのコミットメントに沿ったものです。

従量課金制の主な特徴:

  • プラットフォーム全体にわたる統合管理: マルチクラウドおよびオンプレミスのシステムを単一のダッシュボードから管理できます。
  • 動的なコスト最適化: 使用した分だけ支払うため、あらゆる規模の企業にとって費用対効果が高くなります。
  • 合理化されたデプロイ: クラウドプロバイダーのマーケットプレイスから数回クリックするだけで、Multi-Linux Manager 5.0を直接デプロイできます。
  • 包括的なコンプライアンスとセキュリティ: 自動化されたパッチ適用、SCAPプロファイルなどにより、規制コンプライアンスを確保します。

SUSE Manager 4.3からSUSE Multi-Linux Manager 5.0従量課金制にアップグレードするメリット

SUSE Manager 4.3従量課金制をご利用のお客様にとって、SUSE Multi-Linux Manager 5.0 PAYGはこれまでの使いやすさはそのままに、機能性とユーザー体験をさらに向上させています。アップグレードをお勧めする理由は次のとおりです。

  • 強化された機能: 新しいツールやパフォーマンスの向上、最新のLinux環境への追加対応などのメリットを活用できます。新機能の詳細については、SUSE Multi-Linux Manager 5.0リリースノートを参照してください。
  • 向上したスケーラビリティ:最大数十万のエンドポイントを管理できるプラットフォームを活用することで、大規模な環境にも対応できます。
  • 将来を見据えた運用: ハイブリッドおよびマルチクラウドデプロイメント向けに設計されたプラットフォームで、常に一歩先を行きましょう。
  • 合理化されたアップグレード:アップグレードガイドの手順に従って、スムーズに移行できます。

今すぐ利用可能

SUSE Multi-Linux Manager 5.0従量課金制イメージは、AWS MarketplaceとAzure Marketplaceで提供されています。今すぐSUSE Multi-Linux Manager 5.0の機能を活用して、Linux環境の簡素化、セキュリティ保護、スケーリングを行いましょう。

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Sebastian Martinez
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Sebastian Martinez   25+ years of experience in the tech industry and enjoying searching for creative solutions and staying up-to-date with technology trends.