SUSE長期サービスパックサポート(LTSS):アップグレード、またはそのまま継続?
SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 12 SP5、SLES for SAP Applications 12 SP5、およびSUSE Linux Enterprise (SLE) HPC 12 SP5の一般サポートは、2024年10月31日に終了します。しかし、心配はいりません。重要なシステムに移行による混乱を招くことなく、安定性、セキュリティ、およびコンプライアンスを継続的に確保できるオプションがあります。
アップグレードか延長か? 選択はあなた次第
SLES 15、SLES for SAP 15、SLE HPC 15などの最新バージョンにアップグレードするか、または現在AWS Marketplace、Azure Marketplace、Google Cloud Marketplaceで利用可能なSUSE Long Term Service Pack Support (LTSS)を利用するか、選択できます。これにより、SUSE Linux Enterpriseのライフサイクル管理を効果的に行う柔軟性が得られます。
SUSE LTSSとは何ですか?
SUSE Long-Term Service Pack Support (LTSS)は、アドオンソリューションであり、SLES 12 SP5、SLES for SAP Applications 12 SP5、およびSLE HPC 12 SP5の導入のライフサイクルを延長し、最大3年間の重要なセキュリティパッチとメンテナンスアップデートを提供します。これにより、次のことが可能になります。
- ビジネスの継続性を維持:コストと時間がかかるアップグレードや再起動を回避できます。既存のSLESサブスクリプションにLTSSを追加するだけで、延長ライフサイクル期間中も、これまでと同レベルのサポートを継続して受けることができます。
- セキュリティの強化:継続的なセキュリティパッチとアップデートを受け取り、システムの脆弱性を保護し、コンプライアンスを確保できます。
- コストの最適化:アップグレードのコストや手間を抑えつつ、システムの安定性と予測可能性を維持できます。
- 柔軟性を得る: ビジネスニーズとIT戦略に合わせて、ご自身のスケジュールでインフラストラクチャを更新できます。
SUSE LTSSは現在、クラウドマーケットプレイスで利用可能です
詳細を確認し、プライベートオファーをリクエストするには、お好みのクラウドマーケットプレイスでSUSE LTSSのリストをご覧ください。
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プライベートオファーをリクエストすると、お客様のニーズに合わせた個別価格と条件、調達プロセスの合理化、また専用のサポートを受けることができます。
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お客様が十分な情報を得た上で決定できるよう、参考資料をまとめました。
- SUSE製品サポートライフサイクル
- ブログ:SUSE LTSSによるPAYGインスタンスの簡素化
- SUSE LTSSをパブリッククラウドで
- パブリッククラウド上のSLE 12にLTSSを追加する(PAYG/オンデマンドワークロード用)
- SUSE LTSSのよくある質問
重要なポイント:
SLE製品バージョン12 SP5の一般サポート終了が近づいています。セキュリティと安定性を維持するために、今すぐSUSE LTSSでのアップグレードや延長サポートの手続きをご検討ください。
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