rootパスワードを忘れた場合の再設定方法
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環境
SUSE Linux Enterprise 11
概要
rootパスワードを忘れた場合の再設定方法について知りたい。
解決策
以下の手順例をご参考ください。
ルートパーティションが非LVM構成の場合:
手順例)
- ご利用のSLESのバージョンのインストールメディアからブート
- Rescue Systemを選択
- "Rescue login"のプロンプトが表示されたらrootでログイン
※パスワード不要
- ブートディスクを確認しマウントし、chrootを実行
ブートディスクが/dev/sda2の場合
Rescue:~# fdisk -l
※/dev/sda2がブートディスクであることを確認
Rescue:~# mount /dev/sda2 /mnt
Rescue:~# mount -o bind /dev /mnt/dev
Rescue:~# chroot /mnt
- パスワードを再設定し、exitを実行
Rescue:/> passwd root
New Password:
Reenter New Password:
Rescue:/> exit
- OS再起動
Rescue:~# reboot
ルートパーティションがLVM構成の場合:
手順例)
- ご利用のSLESのバージョンのインストールメディアからブート
- Rescue Systemを選択
- "Rescue login"のプロンプトが表示されたらrootでログイン
※パスワード不要
- ブートディスクを確認しマウントし、chrootを実行
ブートディスクが/dev/VG00/rootlvの場合
Rescue:~# lvscan
※ルートパーティションのLVM名(例 /dev/VG00/rootlv)を確認
Rescue:~# fdisk -l
※/dev/sda1がブートディスクであることを確認
Rescue:~# mkdir /tmp/root
Rescue:~# mount /dev/VG00/rootlv /tmp/root
Rescue:~# mount /dev/sda1 /tmp/root/boot
Rescue:~# mount -o bind /proc /tmp/root/proc
Rescue:~# mount -o bind /dev /tmp/root/dev
Rescue:~# mount -o bind /sys /tmp/root/sys
Rescue:~# chroot /tmp/root
- パスワードを再設定し、exitを実行
Rescue:/# passwd root
New Password
Reenter New Password:
Rescue:/# exit
- OS再起動
Rescue:~# reboot
免責条項
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- ドキュメント ID:00100018
- 作成年月日:02-SEP-15
- 修正年月日:02-SEP-15
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- SUSESUSE Linux Enterprise 11
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