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HAE: Could not establish crmd connection: Connection refused (111)

このドキュメント (00100029) の最後に記載の 免責条項 に基づき提供されています。

環境

SUSE Linux Enterprise High Availability Extension 11

概要

HAE(High Availability Extension)環境において、Hawk (HA Web Konsole) を使って、あるリソースの削除操作を実施した。
2つのノードのうち1つのノードでは対象リソースは削除されたが、もう一方のノードでは対象リソースが停止状態で残ったままになってしまった。
ノードを再起動しても解消されないので、リソースのクリーンアップ操作を実施したところ、以下のエラーが表示された。

Could not establish crmd connection: Connection refused (111)
Error signing on to the CRMd service
Error performing operation: Transport endpoint is not connected


ちなみに、対象リソースを削除しようとすると、以下のエラーが表示される。

ERROR: resource <resource name> is running, can't delete it

このような状態において、対象リソースを削除することは可能ですか。

解決策

上記のような状態になるケースとして、以下のようなことが挙げられ、両ノードで持っているCIB(クラスタ情報ベース)の同期に起因している可能性が考えられます。

  • 1台のノードだけが実行している状態(他のノードは停止状態)でリソースを削除した。
  • 両ノード間のCIBの同期中にノードを再起動した。

次のような手順を実施することで、リソースを削除したノード上のCIBの情報をもう片方のノードのCIBに同期させることが可能です。

手順:

  1. 両ノードでクラスタを停止
    # rcopenais stop

  2. 対象リソースを削除したノードでクラスタを起動
    # rcopenais start
    ※対象ノードのクラスタの起動が完了(Hawk上ですべて緑色)するまで待ちます。

  3. 対象リソースが残っているノードでクラスタを起動
    # rcopenais start

免責条項

このサポート ナレッジベースは、NetIQ/Novell/SUSE顧客、および弊社製品およびそのソリューションに関心のあるパーティへ、情報やアイデアの取得およびそれらの知識を得る為の有効なツールを提供します。 本文書の商品性、および特定目的への適合性について、いかなる黙示の保証も否認し、排除します。

  • ドキュメント ID:00100029
  • 作成年月日:05-FEB-16
  • 修正年月日:05-FEB-16
    • SUSESUSE Linux Enterprise High Availability Extension 11

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