「とくにSAP HANAの高速分析機能を活用したいと考える顧客にとって、SAPの提供するクリティカルなアプリケーションは、オフラインで利用する余裕のないものです。SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsは、SAPソリューション向けの最も優れたLinuxプラットフォームであり、今回のSUSEプラットフォームの機能アップデートによって、物理、仮想、クラウドのあらゆるタイプの導入環境において、アップタイムが向上します。」とSUSEのエンジニアリング担当プレジデントであるラルフ・フラクサ(Ralf Flaxa)は述べています。
SAP LinuxLabのマネージャーであるヘルガ・デラー(Helge Deller)氏は、次のように述べています。「SUSE Linux Enterprise Server 12 for SAP ApplicationsへのService Pack 1のアップデートによって、ダウンタイムを削減するエンタープライズ向けの高可用性ソリューションを提供し、さらにミッションクリティカルなSAPソリューションワークロードのインストール、展開および管理をシンプルにする機能の実現で、SUSEはあらためてそのリーダーシップを示しています。」
<新機能とメリット>
今回のSUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications最新版では、AWS(Amazon Web Services) のパブリッククラウドでSAP HANAを実行する際の高可用性サポートを実現し、信頼性が向上しました。さらに、高可用性ユーザインターフェイスが進化したことで、SAPアプリケーション向け高可用性クラスタの設定・保守作業が容易になったほか、自動化されたSAP HANAのシステムレプリケーションシナリオが新たにサポートされるなど、UNIXやその別のLinuxディストリビューションからSAPワークロードを移行する顧客にとって、価値が高い製品となりました。
SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications 12 SP1では追加ツールも提供されます。日常のタスクを自動化して手作業を軽減し、SAPアプリケーション向けのシステムのパラメーター設定をこれまで以上に自動化できます。サービスパックがフルオペレーティングシステム・ロールバックの対象となることで、不用意なアップデートや予期せぬアプリケーション問題から起こるダウンタイムが軽減されます。
<提供時期と価格>
SUSE Linux Enterprise 12 Service Pack 1ベースのSUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsは、本日より提供を開始しています。新規サービスパックのリリース時には18カ月間のフルサポート猶予期間が設定されるなど、24時間年中無休の総合的でシームレスなエンタープライズ顧客向けの共同プライオリティサポートも用意しています。価格を含む詳細については、suse.com/products/sles-for-sap をご覧ください。
<SUSEについて>
SUSEは、オープンソースソフトウェアのパイオニア企業であり、信頼性と相互運用性に優れたLinuxおよびクラウドインフラソリューションを提供することで、企業のコントロール能力と柔軟性を高めています。その卓越したエンジニアリング能力、圧倒的品質のサービス、他の追随を許さないパートナーエコシステムは、20年以上の歴史を誇り、これに裏打ちされた製品とサポートは、顧客企業が複雑な要素を管理し、コストを削減し、自信を持ってミッションクリティカルサービスを提供できるよう支援しています。また、長期的な関係を構築することで、現在および将来にわたり、顧客が成功する上で欠くことのできない、より高度なイノベーションの開発・提供を実現しています。詳細については、https://www.suse.com/ja-jp/ をご覧ください。
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