SUSEのプロダクト&テクノロジープログラム担当バイスプレジデントのジェラルド・ファイファー(Gerald Pfeifer)は次のように述べています。「MicrosoftとSUSEのコラボレーションは、お客様の進化するニーズに対応し、革新を可能にし、ビジネスの混乱を最小限に抑えることを目的としています。Azureパブリッククラウドのユーザー向けに最適化されたSUSE Linux Enterprise Serverは、お客様の課題を解決するオープンソースのアプローチがもたらした必然的な成果と言えます」
Microsoft Corp.のエンタープライズ・オープンソース・グループのゼネラル・マネージャーであるKY・スリニバサン(KY Srinivasan)氏は次のように述べています。「SUSE Linux Enterprise Serverを使用しているお客様が、Microsoft Azureで最高レベルの体験をしていただくために、SUSEと緊密に協力してまいりました。Azure向けにチューニングされた新しいカーネルは、Azureエンジニアリングチームのリリースサイクルに合わせて、SR-IOV、Write Acceleratorなどの高速ネットワークやケイデンス上の他の機能など、新しいAzureサービスを迅速に利用できるようになります」
SUSE Linux Enterprise Server 15のお客様は、ネットワークスループットが25%向上し、平均レイテンシが23%削減されるなど、パフォーマンス上のメリットが期待できます。AzureのSUSE Linux Enterprise Server 15 のインスタンスは、デフォルトではカスタムチューニングされたカーネルで実行されますが、パッケージマネージャーZypperを使用することで標準のカーネルに容易に戻すことができます。Azure用にチューニングされたカーネルに加えて、Azure上でSUSE Linux Enterprise Serverを使用しているお客様は、SUSEパブリッククラウドモジュールの一部であるクラウドネイティブ導入のための、多数のツールとリソースを利用することができます。Linuxコマンドプロンプトを通じてAzureのリソースを管理する機能などがその一部となっています。
Microsoft Azure用にチューニングされたカーネルを搭載したSUSE Linux Enterprise Serverは、現在、Azure Marketplaceにおいて標準価格でサポートを含め提供されています。AzureとSUSEの詳細については、suse.com/microsoftをご覧ください。
SUSEについて
SUSEは、オープンソースソフトウェアのパイオニア企業であり、信頼性の高いソフトウェア定義型のインフラストラクチャとアプリケーション配信ソリューションを提供することで、企業のコントロール能力と柔軟性を高めています。その卓越したエンジニアリング能力、圧倒的品質のサービス、他の追随を許さないパートナーエコシステムは、25年以上の歴史を誇り、これに裏打ちされた製品とサポートは、顧客企業が複雑な要素を管理し、コストを削減し、自信を持ってミッションクリティカルサービスを提供できるよう支援しています。また、長期的な関係を構築することで、現在および将来にわたり、顧客が成功する上で欠くことのできない、より高度なイノベーションの開発・提供を実現しています。詳細についてはsuse.comをご覧ください。
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