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OOM Killer(Out of Memory Killer)について

このドキュメント (00100007) の最後に記載の 免責条項 に基づき提供されています。

環境

SUSE Linux Enterprise 11

概要

OOM Killer(Out of Memory Killer)について教えてください。

解決策

OOM Killer(Out of Memory Killer)は、システムが必要なメモリ領域を新たに確保できない場合、システムの停止を避けるために、自動的にプロセスを強制終了させて空きメモリを確保する仕組みで、SLESもこの機能を持ちます。
システムがメモリ不足の状況に陥ると、OSは、/proc/<pid>/oom_score_adjの値(デフォルト値 0)に基づいてプロセスをkillします。
oom_score_adjの値は、-1000~1000 の範囲で、値が低いほどkillされる優先順位が下がります。
なお、特定のプロセスをkillさせたくない場合は、以下のように入力します。


# echo -1000 > /proc/<pid>/oom_score_adj

※値が-1000の場合、<pid>で指定したプロセスはkill されません。

免責条項

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  • ドキュメント ID:00100007
  • 作成年月日:04-MAR-15
  • 修正年月日:04-MAR-15
    • SUSESUSE Linux Enterprise 11

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