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自動フェイルバックの無効化の設定

このドキュメント (00100026) の最後に記載の 免責条項 に基づき提供されています。

環境

SUSE Linux Enterprise High Availability Extension 11

概要

HAE(High Availability Extension)環境において、自動フェイルバックの無効化の設定方法について知りたい。

解決策

クラスタ設定の「リソースのデフォルト」のresource-stickiness="INFINITY"に設定することで、自動フェイルバックは無効になります。

以下は、設定手順と動作確認例になりますので、ご参考ください。

設定手順:

  1. Webブラウザを起動して、Hawkを実行するマシンのIPアドレスまたはホスト名を入力しログインします。
    https://<hostname or IP address>:7630
  2. 画面左のナビゲーションバーの「Cluster Configuration」(クラスタ設定)を選択します。
  3. 「Resource Defaults」(リソースのデフォルト)を展開し、resource-stickinessの値をINFINITYに設定します。
  4. 「Apply Changes」(変更の適用)をクリック

動作確認例:

  1. 以下は、2つのノード(Node#1、Node#2)があり、クラスタリソースaaaがNode#1で起動されている状況を示します。
    Node#1 Node#2

    aaa  

  2. ここで、Node#1がダウンした場合、フェイルオーバでクラスタリソースaaaはNode#2へ移動します。
    Node#1 Node#2

      aaa

  3. Node#1が復旧後は、resource-stickiness="INFINITY"の設定より、自動フェイルバックはされず、クラスタリソースaaaはNode#2へ移動したまま残ります。
    Node#1 Node#2

      aaa

  4. クラスタリソースの停止し起動を行った場合は、リソースaaaはNode#1へ移動します。
    Node#1 Node#2

    aaa  

免責条項

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  • ドキュメント ID:00100026
  • 作成年月日:23-DEC-15
  • 修正年月日:23-DEC-15
    • SUSESUSE Linux Enterprise High Availability Extension 11

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