SNMP v3 - createUser の暗号化について
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環境
SUSE Linux Enterprise 11 SP3
SUSE Linux Enterprise 12
概要
SNMP v3ではユーザ認証を行い、本来、createUserで指定したパスワードは暗号化されるはずが、/etc/snmd.confにcreateUserを記述し、サービスを再起動しても暗号化されない。
例) createUser snmproot MD5 <password> AES <password>
解決策
creatUserの以下の説明(man snmpd.conf)より、createUserは、/etc/snmd.confではなく、/var/lib/net- snmp/snmpd.confに記述します。 このファイルに、createUser snmproot ...を記述し、snmpサービス再起動することで、該当箇所が暗号化されます。
"This directive should be placed into the /var/lib/net-snmp.conf"
例)
# vi /var/lib/net-snmp.conf
:
createUser snmproot MD5 <password> AES <password>
# service snmpd stop
# service snmpd start
# vi /var/lib/net-snmp.conf
:
usmUser ..... <--- 該当箇所の行がusmUserに置き換わり、パスワードが暗号化される。
注意事項:
/var/lib/net-snmp.confは、creatUserのみ使用されます。
それ以外の設定は、/etc/snmp/snmpd.confに記述します。
免責条項
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- ドキュメント ID:00100004
- 作成年月日:28-JAN-15
- 修正年月日:28-JAN-15
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- SUSESUSE Linux Enterprise 11 SP3
SUSE Linux Enterprise 12
- SUSESUSE Linux Enterprise 11 SP3
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